猪野又健のブログ

抑うつ状態を経験してから自分自身の在り方が最も重要だときづく。心と身体の健康。自分軸で生きる。

チベット医学Ⅱ

 

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前回のチベット医学Iからの続きです

 

 

医療も癒しの時代になったん

だと感じます。

 

 

単なる対症療法ではなく

病気を根本から治し、

二度とかからない

ようにする方法。

 

 

健康状態を根本から改善

する方法が必要なのかも

しれません。

 

 

 

チベット医学では、

病気をまず原因の観点から

次にその性質から

定義します。

 

 

病気の原因として、食生活、

日ごろの行い、季節、カルマの

4つが挙げられます。

 

 

 

食生活の乱れ、誤った生活習慣、

季節の変化、悪いカルマの報いは

どれもみな病気の元になると

されています。

 

 

 

仏教では身体の病気の本質を

精神的な面からとらえ

 

心を汚す三毒

「貪欲・怒り・無知」が原因

であると説いています。

 

 

これらの心毒によって

3つの生体エネルギーの

バランスが崩れたとき、

病気という形で表に

あらわれるといわれています。

 

 

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3つの生体エネルギー

(ルン・テイーパ・ぺーケン)

 

ルン:「風」と訳されます。

この風のエネルギーは神経系を

通って体中に行き渡り生命を維持し

体を動かす。

人が歩くのも食物が消火管の中を

移動するのも、ルンの働きによるもの。

臀部に位置しています。

 

テイーパ:「熱」と訳されます。

体内で熱を発生させ、消化を促します。

横隔膜のあたりに位置します。

 

ベーケン:「粘液」と訳されます。

潤滑作用があり、体内の水分量を

調節します。

頭部に位置しています。

 

 

チベット医学では

病気と治療には

食生活が重要な役割を果たしています

 

 

食材を3つの生体エネルギーに

及ぼす作用に応じて分類しています。

 

 

病気を治療する重要な方法は、

食事と生活習慣の改善を指示すること。

 

 

治療を施すのは常に次善の策

としています。

 

 

食生活の大切さ・3大エネルギーの

ランスを整えて心身共に健やかに

なる方法、自然の産物であるハーブを

無病息災に役立てる方法を紹介する。

 

 

チベット医が治療に用いる手段は、

もぐさをツボに据えて火をつける

灸療法カップを患者の皮膚に吸着し

体内に蓄積した毒素を散らす

吸い玉療法

 

 

過剰な生体エネルギーを

抑制・除去してバランスを

整えるために処方される生薬

 

 

他にも治療に使われる錬金薬

などがあるそうです。

 

 

吸い玉療法は、

僕もしてもらったことがあります

 

 

血流が悪いところは、

くっきり跡が残りここが

悪かったんだなと一目で

わかります。

 

 

西洋医学では治しきれない

病気には東洋医学のアプローチも

必要なんではないかと感じます。

 

 

食生活・血液の流れの滞りは、

根本から病気を治すのには

必要かと思います。

 

 

自分の身体を整える。

 

 

当たり前だけど

なかなかできない。

 

 

西洋医学で誤魔化して治す

傾向が強いと感じます。

 

 

今回も長くなりましたので

チベット医学Ⅲに続きます。